おー、危なく3日坊主になるところでした。
さて、今日はシリコンバレーのベンチャーキャピタリストとして有名なJOHN DOERR氏のTEDでの発表です。
不都合な真実を見た後に、15歳になる愛娘に、
「地球温暖化は、お父さんの世代が作った問題でしょ、お父さん達が直してよ」
の一言で、一念発起して地球温暖化問題について仲間とともに、調べ始めて、地球温暖化問題を解決する以下の4つの力にまとめて、進歩の兆しはあるものの、「ぜんぜん足りない」ことを数字で比較しながら、明快に語ります。
・会社の力
・個人の力
・政策の力
・グリーンな技術の革新+投資の力
さて、詳しい内容は割愛させていただくとして、グリーンな技術への投資について、
2005年度は約600億円
2006年度は約1200億円へ倍増
しているのに対して、、、
石油会社Exxonの1日の総収入が約1000億円
米国政府の再生可能エネルギー関連の予算はやっと1000億円にいくかいかないか。
との比較を出し、この状況下で、こんなに投資額が少ないのは、ほとんど犯罪だし、ぜんぜん足りんのだ!、という話しぶりには非常に説得力があります。
ナイーブなようですが、同じ娘を持つ身として、予想以上の速度で進行している地球温暖化と、この出口のなさそうな感じの中で、この問題うまく解決できなかったとすると、娘に顔向けできないというところは全くの同感です。
さて、懐疑論などもある中で、将来をシナリオを期待値で重みづけしてみて、悪い方のシナリオへ振れてしまった時に、いったい、どう自分の子供に言い訳をするのか、それとも、単純に開き直れるのか、客観的に自分が彼らにどう映るか、を想像してみると、それはあまり楽しくない図かもしれません。
ビデオ自体は、15分程度ですので、英語がお分かりになる方、どうぞご覧になってください。
John Doerr: Seeking salvation and profit in greentech
今日はこんなところで。
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