ちょっと、前のトピックスからは完全に割り込みですが、タイムリーなので、環境展へ行ってまいりました。
皆様、様々な工夫こらされていて、すばらしいの一言に尽きます。
以下、いくつか、ご紹介します。
◆携帯ゴリラのブース
携帯電話をを回収することで、携帯電話に使われる、タンタル、コバルト、パラジウム、金、銀といったレアメタル(希少金属)をリサイクルし、あがった収益を、全額マウンテンゴリラの保護に取り組む団体へ寄付しています。
回収された携帯電話
目の前で携帯をパーツに分解
直感に訴えるメッセージ
さて、ここで、カーボンオフセットの鏡のような取組みを2つばかり。
◆浜田のブース
リユースバッテリのカーボンオフセットして、CO2ゼロのバッテリとして販売を行っている。
LCA(ライフサイクルアセスメント)を行い、マテリアルリサイクルよりも、リユースがCO2削減に効果があると定量的に示し、さらにどうしても出てしまうCO2を排出権でオフセット、と、まさに教科書にでてきそうなカーボンオフセットのケースだ。
CO2ゼロをうたう。
バッテリのLCAの比較
よく見ると、照明はすべてLEDを使っており、ブースの電力は太陽光発電で充電した蓄電池で補っているそうだ。その電池の様子も覗き見できた。
本当に徹底をしていました。
◆岩井化成のブース
カーボンオフセット会社の社長としては、「ダイレクト カーボン オフセット」といわれては、寄らないわけにはいかない。
こちらはポリプロピレン等のリサイクルを主に行っているそうです。
レジ袋などをリサイクルし、またゴミ袋にしたり、クリアフォルダにしたりしていました。
こちらも、リサイクルで削減を行い、さらにどうしても出てしまう分を0にする、お手本のようなカーボンオフセット。
LCAを実施した結果だそうだ。
リサイクルされたゴミ袋とクリアフォルダ
しかし、やはりコストは圧倒的にかかるようだ。
製品化されたクリアフォルダは、エコリーフも取得しており、値段を聞いてみると、普通のものよりも数割~数倍高く、ここら辺をどうサポートしていけるかが、やはりキーのようでした。
着実に進化し続ける、カーボンオフセットをみることができて非常にうれしかったです。
以上皆様大変勉強になりました。
ありがとうございました!