あまりにもブログを更新していませんで、なんだか、何回も田植えばかりに行っているみたいですが、今回よりも下の記事は昨年のものです。既にブログと呼ぶには不適当な超スローなペースですが、折につけて、ぼちぼち書いていこうと思いますので、どうかお許しください。
さて、GWの後半にクラブファームさんの体験で石岡という茨城の農家さんに田植えでお邪魔してきました。
ここで栽培している有機JAS米は2010年のエコバランス国際会議で弊社のブースで景品として配布させていただいたものと同じです。また、昨年の夏にはカブトムシ取りと、ホタル観賞へ参加させていただいた農家さんです。
クラブファームさんのイベントはどれも「ゆるく」が基本で、自然体で田舎の農家を楽しむというスタイルなのがナイスです。
なんだか、農家の親戚か友達の家に遊びにいってそこで遊ばせてもらっているという、そんな感じです。
家の周りにこんな環境があれば良いのですが、都心ではそのような場所が近くにあるはずもなく、このようなイベントに吸い寄せられます。
田舎ののんびりとした時間、たくさんの生き物がいる自然の中で思いっきり遊べる爽快さもさることながら、こういった農家さんのような環境に触れることで、人間という生き物を支えている基本的な部分について子供にも何か感じてほしい(というと大変おこがましく聞こえて恐縮なのですが)と思って参加をさせてもらっています。
当日は気温も初夏のごとくぐんぐんとあがり、とても過ごしやすい1日になり絶好の田植え日和となりました。
そんな中からいくつか写真を紹介したいと思います。
農家さんの家屋の目の前の田んぼが田植えの対象になりました。
2,3本の苗のかたまりが育って、茶碗一杯ぐらいのご飯になるそうです。
田植えが一段落したところで、近くの沢へいろいろな生き物の捕獲へしにいきました。
ここはお父さんの力の見せ所です。持って行った小さなザルが威力を発揮し、ここで見えているカエル以外では赤腹イモリや巨大なゲンゴロウ、ドジョウなんかも捕まえました。成果の一部です。
さんざん遊んだ後の昼食は格別です。
子供は調子にのっておにぎりを3個も食べていました。
風が吹き込む部屋で軽く昼寝後、食後の腹ごなしに、竹の子狩りに裏山へ。
こんな感じのものを収穫してきました。
夜家に戻った後、あく取り用にもらった米ぬか一握りと一緒に煮た後、刺身にして食べましたがとても美味でした。
5kg入りのお米を購入しました。
味はいいのですが、有機米は保管に気をつけないと虫が湧いたりします。
まあ、余計なものは入っていない証拠ですね。
最後に捕まえたカエルやイモリを持ち帰っても生きたエサじゃないと食べなくておなかが空いて死んじゃうよということでなんとか子供を説得し、捕まえたカエルやイモリを逃がして帰りました。そのかわり、比較的飼育が容易なドジョウとザリガニの子供、おたまじゃくしを何匹か持ち帰り、水槽代わりのタッパーウェアで飼っていますが、今も元気でも元気に生きています。
ここの農家さんは合鴨農法で、合鴨を田んぼに放つ体験や、梅とり、ジャガイモほり、カブトムシ取り、稲刈りや餅つきと、年に何度もイベントが企画されているそうですので、時間が許す限り参加をして行きたいと思っています。
できれば、数日住み込みで手伝いとかできるといいなぁとも思いました。まあ、そんな時間はとるべくもなく、受け入れる方も迷惑でしょうが…。
普段の食事は、活動をするための燃料かエサ、まあ場合によってはレクリエーションといったところですが、食物は途中でどんなに加工や運搬されていても元を辿れば自然界ものであり、体の中を通り、息や排泄物、ゴミ処理されて、また自然界に帰っていきます。農業や漁業はより自然界との間を取り持つレイヤーに位置しており、その下流に位置する我々も、そのようなサイクルの一部です。至極当たり前のことかもしれませんが、このような場所にくるとそんな感じの世界観を少し思い出せるような気がします。
まあ、そんな理屈っぽいことはいいっこなしで、十分楽しい親子の休みの時間の過ごし方の一つだと思います。
皆様もよかったらどうぞ。
元々大した料金ではありませんが、お友達紹介キャンペーンもやっているようなので、私をご存じの方は私の紹介だと伝えてもらえれば、若干は安くなるかもしれません。
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